このガイドについて
このガイドは意味の特定が思うように進まない方のためのヒント集です。
当たり前かもしれないことが、やや上から目線で書いてありますが、少しでも手助けになれば幸いです。
ゲームの3日目(day 3)程度までプレイした方向けの内容となっており、ゲームシステムやゲーム序盤のストーリー等について、言及する場合があります。
本ガイドには、言葉の意味についてのネタバレはありませんが、ゲーム体験に影響するネタバレを含む部分があり、該当部分を黒塗りして隠しています。
カーソルをあわせると隠している内容が表示されますのでご注意ください。
本ガイドは個人的な経験と思い込みに基づいて作成しています。
内容に誤りや分かりづらい点などがあれば、ご指摘いただけると助かります。
「会話」なのか、「モノの説明」なのか
「会話」と「モノの説明」とに分けて、推理のヒントを提示します。
会話会話を推理する場合は、「話の流れ」「出てくる選択肢」「2人の行動」などを手がかりにして、相手が何を伝えたいのか前後の会話も含めて想像してみましょう。
特に選択肢や特定の行動につながる会話については情報量が多く、内容を推測しやすいです。
例えば、そばで目を覚ました人に、皆さんならなんと言って声をかけてあげますか。
例えば、「ある質問を否定すると同じ会話が繰り返される」ような時は、「否定するとループするような質問」をされたということです。
例えば、誰かの指示通りに樹や野菜の世話が出来るということは、皆さんは既にその指示の会話内容を理解しているということです。
そして、なんとなく内容が推測できたら、無理やりにでも単語に落とし込んでみましょう。
・会話の流れを忘れない
このゲームには単語リストからの回想機能はありますが、直前の会話・モノローグなどを巻き戻して再表示するような機能(バックログ機能)はありません。
ひとつひとつの単語に気を取られすぎて、直前までの会話を忘れてしまうと、会話内容の推測が難しくなりますので気を付けましょう。
モノの説明モノの説明を推理する場合は、自分ならどんな風に説明するか、想像してみましょう。
そして、説明文の意味が全く埋まっていないなら、想像したものを適当に入力してしまいましょう。
もし既にいくつかの意味が埋まっている場合は、埋まっている単語にうまく合う説明ができないか、いろんな表現方法を検討してみましょう。
例えば、「傘」を誰かに説明するとき、どう表現できるでしょうか。
体を雨から守る
広げて頭の上に掲げる
骨と皮で出来ている
コンビニで買って電車内に置き忘れるまだまだ色んな表現方法があるでしょう。
・似ているモノ同士、似ていないモノ同士を回想機能で比較してみる
回想機能を使って、モノとモノとを比較してみましょう。
ひとつの単語が、思った以上にいろんな場面で使われている場合もあります。
似ているモノ同士を比較すると、共通項から何か分かるかもしれませんし、逆にそれらの違いが何かのヒントになるかもしれません。
また、同じ単語が使われているけれど全然違うモノ同士を比較して、一体何が共通項となるのか考えてみることも大事です。
「日常的、一般的」なのか、「この世界特有」なのか
「日常的、一般的」と「この世界特有」とに分けて、推理のヒントを提示します。
日常的、一般的日常的な会話や一般的なモノの説明を推理する場合は、現実世界を基にして考えることができるため、内容自体は想像しやすい場合が多いです。
その一方で、日常会話には、感情・接続詞・感動詞などが入り込んでくる可能性があることに注意しましょう。
接続詞の例 さらに、逆に、または、なぜなら など
感動詞の例 ああ、もしもし、さようなら、よいしょ など
この世界特有このゲームの世界観や物語に関わる会話を推理するためには、背景や登場人物の理解を深める必要があります。
そのためには、この世界の情報を集めることが必要ですが、足りない情報は想像力で補うことができます。
ゲーム内に散りばめられている様々なヒントから少しずつ情報を増やし、想像を膨らませていきましょう。
例えば、階段を上った部屋にある大きなビンのラベルやメモ、寝室の文書類がその助けになるでしょう。
行動指針に関するヒント
・とにかく意味の空白を減らす
意味が空白になっている単語がたくさんある場合は、思いつきでも構わないので、何か意味を入れてみましょう。
空白だらけの文章では情報量が少なく、推理・検証もすすみません。
何か意味を入れておけば、会話の中で違和感を覚えたり、別の説明の仕方を思いついたりできるかもしれません。
何事も「とにかくやってみる」「トライアンドエラー」です。
あとで明らかに間違っていると思ったときに、もう一度考えなおせば大丈夫です。
・明らかに意味が間違っている単語は一度消してみる
とりあえず、と思って入れた意味が明らかに間違っているのが分かるけれど、他に良いものが思いつかない、という時があると思います。
そういう時はその単語を一度消して、空白に戻してしまいましょう。
視覚からの情報というのは非常に強いため、意識が引っ張られてしまっているかもしれません。
前項と矛盾する部分もありますが、まずは埋めて、そのあと消してみる、という順番で意識してみてください。
・文書や会話を定期的にチェックする
このゲームではひとつの単語が複数の場面で使われるため、ある場面の意味を修正すると、ほかの場面の文章も変わります。
そのため、内容を把握しているつもりの会話や文書も、もう一度見てみると意味合いが変わっている場合があります。
特に文書(新聞やメモ等)については、単語リストからの回想では見ることができないため、定期的に確認しましょう。
また会話についても、単語リストからの回想では、前後の流れを見ることができないため、見落としが出やすいかもしれません。
・意味が確定した単語を軸にして考える
このゲームには、夢や料理などで答え合わせが可能な単語が存在するため、推理・検証にはそれらを積極的に活用しましょう。
他の単語は推測することしかできないため、意味が確定できる単語は非常に重要です。
ただし、夢で提示される意味をそのまま使う必要はありません。意味のアレンジも修正も、全てあなたの自由です。
確定した単語は色を付けて管理すると分かりやすいかもしれません。
・情報量の多い単語を優先する
説明の際に、イラストや図、記号などが提示される単語や文章がありますので、これらは優先的に意味を検討しましょう。
また、会話相手の表情や身振り手振りにも注目しましょう。ポジティブ(肯定的)、ネガティブ(否定的)、笑う、泣くなど、相手が何を思い、何を感じて会話しているのか、想像力を働かせましょう。
・イベント名称を活用する
単語リストからの回想の際、画面最上部に「回想」または「回想(イベント名)」と表示されます。
イベント名が表示される場合は、その回想シーンの状況を推測することが可能です。
・固定観念を捨てる
この物語の舞台は日本でしょうか?地球でしょうか?
そもそも私たちと同じ世界の話なのでしょうか?
1日は24時間でしょうか?太陽は1つでしょうか?
現実世界の常識に囚われずに、柔軟な発想を心がけてみましょう。
・綺麗な文章にならなくても気にしない
例えば、英語の文章を日本語に直訳した場合にも、意味が通らないことはよくあるようです。
謎言語の翻訳に違和感が残るのは仕方がないかもしれません。
単語の持つ意味をより広く捉えて、筋の通る解釈ができないか、考えてみましょう。
・誰が話をしているのか気を付ける
このゲームはノベルゲームです。
喋っているのが誰なのか、確認しておきましょう。
注意すべきゲーム仕様
メタ情報が含まれます。
・複数の説明が用意されているモノ
複数回クリックすることで説明文が変わるモノがあります。
・時間経過で発生する会話
ある場面に数秒間滞在することで発生するミニイベント的な会話がありますが、すぐに場面から抜けた場合は発生しません。
条件を満たせば何度でも見られますので、神経質になりすぎる必要はありません。
・単独行動
ある要件を満たすことで単独行動できます。
できるということは、何かに必要ということです。
・イベントの発生条件
ゲーム中、条件を満たすことでいくつかのイベントが発生します。
条件には時間や場所が関係することがあります。
・女性の当たり判定は意外と大きい
画面右端に近いオブジェクトをクリックしているつもりで、女性の当たり判定に触れてしまっていることがあります。
画面左側の「▲」アイコンをクリックして画面を左右にずらすことで、誤クリックを回避することができます。
・文書内の絵や写真
新聞やメモなどの文書内の絵や写真などをクリックすると、会話が発生することがあります。
・夢の中での選択は反映されない
夢で選択した意味が、単語の意味に自動で反映されることはありません。
・文書(新聞やメモ等)は回想できない
「文書を見ながら行う会話」は回想できますが、文書そのものは回想で見ることができません。
ゲームTips
・朝からやりなおす
手動のセーブロード機能はありませんが、次の日が始まる前にタイトル画面へ戻ることで、その日を最初からやり直すことができます。
今までに入力した単語の意味は保持したまま持ち越されます。
タイトル画面へ戻るには、歯車アイコンをクリックし、「TitleBack」をクリックします。
初回プレイ時には多用しないことを強く推奨します。
・定期的に単語リストをスクリーンショット等で保存しておく
あとで見返したり比較したりすると楽しいかも。
既知のバグ
2022年2月14日現在
新聞を見る場面の回想が、寝室の窓の背景で表示されてしまう。
単語リスト画面で、入力済みの意味の表示が消えたり、文字化けが起きることがある。データ自体は消えておらず、ゲームの再起動で直る。
夢、イベント会話、料理や農業のミニゲームなどの前後または最中に、設定ボタン(歯車アイコン)や「Back」ボタンを押すと、設定画面が表示されたり、別の部屋へ移動してしまうことがある。
料理のミニゲームを開始する際に、「同意」「拒否」の選択肢が複数回表示されることがある。
料理のミニゲーム時に回想機能を使うと、文字が表示されないことがある。
単語リスト画面のマウススクロール量が少ない。右のスライドバーでスクロールできる。
ゲーム画面の説明
・会話画面
・探索画面
・単語リスト
・回想画面
ネタバレFAQ(言葉のネタバレ無し)
エンディングなどに関するネタバレが含まれます。
・何度か周回することを前提としたゲームですか。周回すると翻訳は消えますか
はい。ストアの説明にもある通り、貴方には物語を何度も繰り返すチャンスがあります。
周回しても翻訳は消えません。
・複数のエンディングがありますか。複数ある場合は何がエンディング分岐に関係しますか
はい、あります。ショートムービー付きのエンディングが少なくとも2つ用意されています。
7日目の質問回答と秘密の部屋を開けることのみがエンディング分岐に関係するようです。
・夢やモノローグの内容は信用してもいいのですか。引っ掛けやトリックなどはありますか。
ナレーションやモノローグなどは、素直に受け取って大丈夫です。
夢の結果についても素直に受け取って大丈夫ですが、より適した翻訳があるかもしれません。
・7日目の3つ目の質問がどうしてもわかりません。何かヒントはありますか。
皆さんは、どんなエンディングを望んでいますか。それには何が必要でしょうか。
何が問題でしょうか。そんな事を少し考えてみてはいかがでしょうか。
【コラム】メタ推理の是非について
ここからは、私個人の意見となります。
ゲーム体験に影響するゲーム設計上のネタバレが含まれます。
改行を何行か挿入しておきます。
このゲームでは、 単語の文字数や単語リストの並び順などのメタ情報から、単語を推理することが可能です。
それに気づいた瞬間、純粋なパズルを求めていたプレイヤーは、期待を大きく裏切られた気分になるかもしれません。
私がそうだったように。
しかしこのゲームの本質は、「言語パズルを解く」ことではありません。
「知らない言語を徐々に理解し、最後にはその言語で意思疎通をする体験」こそが本質であり、このゲームの狙いです。私はそう考えています。
より多くのプレイヤーにこの狙いを達成してもらうためには、むしろそういった「情報量を増やして推理を支援する要素」が必要だったのではないかと、色んなプレイヤーの感想を聞いてそう思うようになりました。
またこのゲームは、「自分で考えた翻訳」という、本当に正しいのかどうか全く分からない情報を基にして、すべてを考えていかなければなりません。
これはプレイヤーにとって非常に大きなストレスとなり得ます。
このストレスが大きければ大きいだけ、意思疎通できたときのカタルシスも強くなるのですが、大きすぎるストレスを抱えてのプレイはとてもツラいものです。
そのツラさを軽減する意味でも、得られる情報を全て使うことは、悪くないのかもしれません。
これは純粋なパズルとして解いていくようなプレイスタイルを否定するものではありません。
とても大事なことですが、このゲームは、 メタ推理だけで理解できるようにはなっていません。
いろんな例外やエラー(それは意図的かもしれません)が潜んでいます。
皆さんのやり方で、知らない言語を使って意思疎通する体験を、どうか楽しんでください。
Source: https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2752732125
More 7 Days to End with You guilds
- All Guilds
- Endings Guide [SPOILERS]
- 7 Days to End with You Guide 11
- i wish i knew
- Deciphering Tips & All words
- *SPOILER* My attempt to de****** the thing
- 7 Days to End with You Guide 8
- 7 Days to End with You Guide 3
- Deciphered newspaper articles *SPOILERS*
- 7 Days to End with You Guide 2