City of Gangsters Guide 6

各マップの特徴

シカゴ:イリノイ州の都市。州都ではない。特にこれといった追加要素やこの地域限定の酒などはない。基本ルールを覚えるならばここから始めると良いかもしれない。

ピッツバーグ:ペンシルベニア州西部の都市。

固有資源はPlum、およびそれを材料とした酒とApplejack。

デトロイト:ミシガン州の都市。

固有資源はカナディアン・ウィスキー。警察のいないカナダ側へ川を渡るのが課題となる。

シンシナティ:オハイオ州の都市、ケンタッキー州との州境にある。https://store.steampowered.com/app/1643231/City_of_Gangsters__Bourbon_Bootlegging/

DLC:Bourbon Bootlegを導入することでプレイ可能。このマップのユニーク資源としてはコーン、そしてそれを材料にするTier2の酒コーンウィスキー、Tier3のバーボンが挙げられる。また、Tier1酒のMoonshineの精製する設備がこのマップでは差し替えられており、Natural AlcoholとStoneware Crockではなく、コーンとSteel barrel,Stoneware Crockから生成するようになっている。

差し替えのためか、Moonshineから始まるツリーに属する潜り酒場の上位クラスへの建て替えにバグがある模様(2021.11.10時点)

アトランティックシティ:ニュージャージー州の都市。

https://store.steampowered.com/app/1811230/City_of_Gangsters_Atlantic_City/

DLC:Atlantic Cityの導入でプレイ可能。

このマップの特徴としてこのDLC実装時に追加されたカジノ建設が挙げられる。他のマップではTerritoryが10以上からカジノ経営を開始できるのに対して、このマップではTerritoryが2つの時点でカジノを開設することが出来る。ただし、運営資金は他のマップ同様に必要なので安定した収入源を確保してから開設することを推奨する。

また、このマップではカリブやドイツ、アイルランド、スコットランド、イギリスをルーツに持つ市民から貸しを利用することでT3相当の酒を調達することが可能である。序盤から中盤の資金繰りの大きな助けとなるだろう。

フィラデルフィア:ペンシルベニア州東部の都市。

https://store.steampowered.com/app/1869410/City_of_Gangsters_Criminal_Record/

DLC:Criminal Recordを導入することでプレイ可能。

固有資源はフルーツから作るT1の酒、Homemade Brandy。

このマップの特徴としては広いこと、そしてそれを補うために初期からCaptainまでLVアップしたメンバーが一人配備された状態で始まることが挙げられる。ただ、このメンバーの給与に対するボーナスなどは無いためにできる限り速く酒生産を始め、収入を安定させる必要に迫られることとなるだろう。ゲームを始めたばかりのプレイヤーには少しおすすめしづらいマップである。

ニューヨークシティ:ニューヨーク州南部の都市。

https://store.steampowered.com/app/1968890/City_of_Gangsters_Shadow_Government/

DLC:Shadow Govermentの導入でプレイ可能。「ビッグ・アップル」のニックネームでも呼ばれる。なんとなくマンハッタン島が中心のイメージがあるかもしれないが、このゲームではマンハッタン島よりも東側のブルックリンとクイーンズの方が面積が広い。人種ではアイルランド系とイタリア系がやや多めな感じもする。

固有の資源はナッツとそれから造られるリキュール、アマレットに加えてハーブとその酒、アブサン。このマップではMoonshineを造るにはNautral AlchoolではなくCorn ShCorn SyrupとRye(またはWheat)、Bottleから造るため初期建設物の資源次第ではリセマラが必要になる可能性もある。

マップの特徴としては広い。とにかくクソ広い。そのためライバル組織の数も多い。ほかのマップが7-9なのに対してここでは14くらい出てくる。

https://steamcommunity.com/app/1386780/discussions/0/5056966106381324662/?ctp=5

このスレッドには他のプレイヤーがおすすめするSeed値が記載されている。各投稿の内容を読んで気に入った条件のものがあるならば試してみるといいのではないだろうか。ただしVerが違うと違う条件で生成されるため各投稿のVerを確認しておく必要がある。

人種

人種が一緒ならば好感度補正がもらえる。これに加えて初期スキルのOrganizing Crimeがあれば見つけてすぐ取引できる建物が見つかるはずだろう。Shadow Goverment来るまではこれだけだった。

6月15日のShadow Govermentと同時に発売されたDLCが関わる内容なので書いておく。

DLC導入により人種固有の資源が生産できるようになった。6月15日発売のDLCはどの事業でも20以上のCornerの支配が建設条件となっている。

German:

https://store.steampowered.com/app/1968891/City_of_Gangsters_The_German_Outfit/

ドイツ系。固有事業ではT2のBackroom BeerとIceからGerman German Lagerを生産する。2種の人種固有のスキルとVolksfastに関する一連のミッションを追加する。

Italy:

https://store.steampowered.com/app/1968893/City_of_Gangsters_The_Italian_Outfit/

イタリア系。固有事業ではGrape、Smale Bottle、Bottle、Bottle Label、GasolineからGrappaとCounterfeit Wineを生産する。事業に協力を強要するスキルと防弾車両が固有。

Poland:

https://store.steampowered.com/app/1968892/City_of_Gangsters_The_Polish_Outfit/

ポーランド系。フルーツとT3の酒ウォッカからNalewka(ナレフカ)を生産する。固有のスキル2種はより多くの利益を得るための交渉系。ポーランド人コミュニティを支援するミッションも追加する。

Irish:

https://store.steampowered.com/app/1968894/City_of_Gangsters_The_Irish_Outfit/

アイルランド系。Malt Syrup、Barley、Gasoline、Bottle、Whisky BarrelからBlended Whiskyを生産する。Gaelic Footballに関する固有ミッションを追加する。

England:

https://store.steampowered.com/app/1968895/City_of_Gangsters_The_English_Outfit/

イングランド系。イギリス系ではない。固有事業ではPaperからCigaretteを生産する。(葉はどこから…?)それに加えて酒場などの固有拡張Smoke Parlorを建設可能。

移動力と行動力

移動力:各Cornerを移動するために消費するポイント。基本値は10。乗っている車の状態や個人特性で増減する。Careless、SharpEyeなどが増加特性、Myopicなどが減少特性。また法で2pほど増減する。

・既に発見済み(霧のない)Cornerに侵入すると1pt

・他勢力の支配する(色付きの枠で囲われている)Cornerに侵入すると3pt

・発見済みでない(霧に覆われた)Cornerに侵入すると5pt

探索する際、移動力が余っていて他勢力の連中がいるならば下がらせておくと良いかも。ターン経過時のみ回復かつ繰り越しされないので慎重に考えて消費すること。

行動力:ほとんどの行動の際に消費するポイント。基本値は3。Organizedの特性で+1。あとはLVUPと駅の支配くらいでしか増加しない。酒を販売するとき、1箱売ろうが100箱売ろうが同じ1ptしか消費しない。移動力同様ターン経過時のみ回復かつ繰り越しされないので慎重に考えて消費すること。

ライバル組織の建物などを攻撃する際は一気に消費される。

戦闘を行うと移動力も行動力もすべて消費しつくすことを留意すること。(なお戦闘の参加順で参加する前に敵が死亡した場合は消費しない)

Corner Fooliganへの対処

町に存在する黄色い枠で囲われたエリアを支配している連中はCorner Fooligan(街角のチンピラ)という。こいつ等には大きく分けて2種類の存在がいる。取引に興味を持つBussinessタイプと喧嘩好きなBrawlerタイプである。

彼らを利用する場合、友好度が10Pt必要となる。最初の接触を行う場合、住人に貸しを利用して紹介してもらうこと。

Bussinessタイプの場合、彼らからの申し出が上のNotice欄に表示された後メンバーを

送り最初に代金を支払う。その後受渡日以降にもう一度メンバーを送り受け取りを行う。Cigarettesを入手する主な手段となるだろう。

Brawlerタイプの場合、ライバルグループへの嫌がらせを行う。現状筆者は利用したことがないので価値が今一わからない。情報求ム。

マップから彼等を排除する場合、『自勢力の部下として編入』『殺害』『金を払って立ち退かせる』という手段がある。

『殺害』書いて字のごとくの対応手段。戦闘を行い排除する。この手段を選んだ場合、ターゲットとなったチンピラの拠点及び死体を漁り、戦利品を獲ることが出来る。しかしデメリットとして血縁関係にある人間に「お前は私の親族を襲った(-15)」と「お前は私の親族を殺したのだぞ(-30)」の友好度ペナルティが付く。特に親族殺しのペナルティは期間も非常に長く500ターン程継続するために、警官や重要な取引対象が親族にいる場合はこの手段を選択するのはやめておいた方がよいだろう。

『自勢力の部下として編入』を行う場合、700~900$ほどを要求されるもののLVが2,3上がった状態かつ2ドアセダンに乗った対象が自勢力に編入される。1.3のアプデから、編入される前に行った犯罪記録も残っている状態で勢力に加わるのである程度の条件達成をした状態であることも期待が出来ることもメリットである。ただし、編入する前にライバル勢力や他のチンピラ共との争いで死亡することもあるので、スカウトする予定がある場合可能な限り早くスカウトすること。また、このスカウトを行うことが出来るのはBussinessタイプの連中に限定されることにも注意すること。

『金を払って立ち退かせる』という手段は、住民に対して貸しを利用して対象となるチンピラを紹介してもらうことから始まる。紹介されたあと、1000$を支払えば立ち退きは完了だ。この手段を選ぶメリットは正直薄い。しかし親族に重要な人物がいるBrawlerタイプのチンピラを無血で排除するにはこの手段を選ばざるを得ないというのが現状である。

お巡りさんを買収しよう

1.まずは買収したい警官を知る人物に貸しを作る(ミッションをこなすなどしていれば、手に赤いチケットを持つアイコンが付いている店があるはず)

2.買収したい警官を紹介してもらう(友好値が低いと信用されず、賄賂を受け取ってもらえない)

3.現金を持って対象の下へ向かい、賄賂を渡す

4.250日ごとに更新のため賄賂を渡すのを忘れないこと

買収した警官からは、武器をもらうことと戦争状態にあるライバルギャングの下へ酒類取締局(Bureau of Prohibition)の捜査官を押し付けることの2つが出来る。

自分の下に来られると面倒なため、捜査官を押し付けられる時はぜひ依頼しておこう

なお見逃してくれるのは「対象の管区内かつ自分のシマ内部」であるためオーバーレイのPolice Precintには注意を払うこと。

鉄道駅の利用

1.まずは自分のシマへ貨物または旅客駅を編入する

2.その駅が含まれる管区を担当する警官を買収する

3.対象の駅で駅員と話し、駅長を買収する(2000$)

ここまで終われば鉄道駅が利用できるようになる。

ただし買収はしなくてもシマに編入するだけで保有ボーナスはもらえるので近場ならば積極的に狙おう

旅客駅ならば酒の輸出、酒の輸入、銃の横流しが行える。それぞれ行える季節が決まっている点に注意すること。

貨物駅は季節を問わず都市外部からの酒の密輸が行える。

貨物駅を領地に取り込んだ場合:トラック枠+2、全クルーの移動ポイント上限+2

旅客駅を領地に取り込んだ場合:構成員枠+1、全クルーの行動ポイント上限+1

組織と幹部、策謀

Boss:最初に作成したプレイヤーキャラクター自身。このキャラが死亡した場合、問答無用でゲームオーバーになるため注意すること。

以下はCaptain(Lv6以上)が昇進することで就任可能になる幹部役職。なお陰謀を行う際共通の条件として、乗り物が割り当てられていることが必要となる。そして陰謀に使用する代金や物資はゲーム開始時から所持している物件(Safehouse)にあるものだけが認識されるので注意すること。

Enforcer:ライバル組織との抗争を経験することにより昇進させることが可能となる幹部。主に他組織との抗争をメインとした暴力担当。新たにフロントを設置する費用が安く効果があるが、どちらかというと担当する策謀である強盗の方が目玉。銀行や宝石店を襲撃し、結構な額の金銭を調達することが期待できる。

ライバル組織のフロントを2回撤収させる、ライバル組織の事業を2回攻撃する、他の組織のセーフハウスを6回略奪する、という3つの条件をすべて達成した状態で昇進可能。副効果として近接戦闘系の武器の効果がアップする。

Intimidator:ギャンブラーの脅迫や見かじめ料支払いの受け入れを通じて昇進することが可能となる幹部。主に恐怖を利用した交渉担当。ギャンブラーから5回の回収(金銭でもそれ以外でも可)、ギャンブラーへの5回の金貸し(1000$支払って延長するやつ)、みかじめ支払いを15回受け入れさせる、人々の脅迫5回(Fooligan共にカタギへちょっかい出さないよう受け入れさせたり、みかじめ支払いで物を壊すなど)の4つの条件をすべて満たした状態で昇進可能。

Jailbard:殺害と逮捕の経験で昇進が可能となる幹部。いわゆるヒットマンという奴だろうか。収監されていた間に作ったらしき警察とのコネを利用した陰謀が特徴。その陰謀は他組織の事業を警察に対し情報提供し、襲撃させるといったもの。情報提供料は結構オイシイ。6回の戦闘、2回の殺害、1回逮捕されるという3つの条件を満たせば昇進可能。

Lookout:偵察役。陰謀はDistant Outpost、安いコストでフロントを開設することが出来る。移動したタイル750、発見したタイル50(進入時に移動コスト5払う奴)、発見した事業25で昇進可能。副効果として移動可能な距離が延びる。

Mouthpiece:警察への賄賂やフロントの開設などを通じて昇進可能となる幹部。こちらも交渉役だがどちらかといえば金銭などを利用した後ろ暗い方面の交渉役。陰謀では弱みを握り脅迫状を送る。安いコストでスポーツカーなどを調達できたりする。会話100回、警官の買収4回、フロントの設立4回の3つの条件を満たすと昇進可能。Confident(自信家)のTraitを持つ部下がいるなら割引が効くこの役職へと昇進させるのが良いかもしれない。副効果として警官買収の費用が低下する。

Closer:パーティーなどへの参加や取引を通じて昇進可能になる幹部。これも交渉役だがどちらかというと顔役とか取引担当とかそっちの方面。陰謀では町の外の組織との取引を行うらしい(未確認)。町の事業などとの取引50回、Corner Fooliganとの取引4回、Favor(貸し)の獲得20回、住民の開くイベントへの参加3回の4つの条件を満たすと昇進可能。副効果として建設物の購入費用が安くなる。

Accountant:会計士。酒の生産や販売を通じて昇進可能になる幹部。陰謀ではシマにある建物を安く買うことが出来る。正直貸しがある住民の下を一軒一軒確認して回らなくてよいので非常に便利。できるだけ早期に一人昇進させておきたい。昇進の条件は酒販売数500(これは酒場で売っても住民の店に売りに行ってもOK)、酒の生産数1000、配属されている建物でアップグレードまたは増築を6回行う、という3つの条件。副効果としてアップグレードのコストが低下する。

事業(Bussiness)

購入した建物は資材と建築費を搬入することで、事業を始めることが出来る。表での事業内容次第では、定期的に材料や資材などが生成される。生成される資材によって建設する事業に対する向き不向きがあることと、一度建設した事業はツリー内でのアップ/ダウングレードにしか対応しておらず、解体することが出来ないことを踏まえ、計画的に建設を行うこと。 2022年6月15日のアプデで解体可能になった。ただし資源は帰ってこないうえに解体費用も出さなければならないためやっぱり計画的な建設は必要である。

建物を購入するには、貸し(Favor)がある状態で友好度20以上、なおかつテリトリー内部にある人間から。値段は事業1件増えるごとに跳ね上がる。6,7件ほど持っている状態だと3,4万$は超えるだろう。

建物を安く買うには、初期知識や友好的(Friendly)を持っている者で購入させるなどがある。

そのほかに、賭場で負けた連中の借金のカタとして頂いたり、AccountantのSchemeで手に入れるなどがある。Schemeを利用する場合、様々な物を運ぶことに成りうるため最低限いつでも動かせるトラックを用意しておくことを推奨する。(まぁAccountantがいる時点で回せるトラックがないとは考えにくいが)

政治

市議会議員を送り込むことで影響力を確保し、自分に有利な法を制定したりクソ忌々しい規制を排除したりするシステム。

選挙は2年ごとに行われ、出馬(Nominate)フェーズ、選挙活動(Campaign)フェーズを経て選挙結果が発表される。

マップオーバーレイのPolitical Officesから各選挙区での活動が行える。

出馬フェーズ:6月から8月までの2か月間、出馬候補者のスポンサーとなることのできるフェーズ。このフェーズ中にスポンサーになっておかないと選挙活動は出来ない。出資額は候補者の性格、人種、選挙オフィスがテリトリー内にあるかどうかなどで増減する。基本的にはシマ内部で人種が一致している方が安くつく。

候補者の特性とその説明のまとめ

Abrasive:暑苦しい。選挙で勝ちたいならばしゃべらせるな。失言イベントで支持率を下げやすいが当選すれば影響力は大きい。

Ruthless:非情。勝利こそが全てであり恐怖から若干の影響を得やすい。ただし市民の支持は少し得にくい。

選挙活動フェーズ:8月から11月までの3か月間、選挙活動を行って票を集めるフェーズ。現職(Incumbant)でのみ行動可能な議会での演説や、候補者の出身がボスの出身と同一でのみ行える活動、候補者の性格によって可能な選択肢が変わる。候補者の選挙資金はプレイヤーによる寄付や貸しを使うことによって地元企業から献金させるなどして集める。

法:毎年1月に影響力を消費して法を制定したり破棄したりできる。移動力-2する「制限速度法」やHeat値の上昇量が多くなる「密告の奨励」といったゴミカス法案とか「工業アルコール規制」や「住宅税」「倉庫規制法」などといった商品やら物件の価格の上がるクソみたいな法案は出来る限り早いうちに破棄しておきたいところ。

プレイヤー側に有利な法としては「規制緩和」などでの物品の購入価格の低下などと「補助金の支払い」が序盤には使える。シマが広がらないと使えないものや、一定数以上の密造酒販売を経て使える一部酒類の合法化などといったものもある。

次の選挙までしか効力を発揮しないものもあるため、法案を通す時は説明をしっかりと読んでおくこと。

Source: https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2650310600					

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