はじめに
本ガイドは、本投稿時点、Steam版ベースのものとなり、基本的にバニラ環境、パッドでの操作を前提としたプレイにおける著者の経験則に基づく参考情報です。
日頃のプレイのお供に、久しぶりにプレイするときの振り返りに、ご自由にお使いください。
なお、ゲームの更新や著者の勘違いなど、実際のゲーム内の仕様と本ガイドの情報との間に齟齬が発生する場合があります。
本ガイドの利用によって生じたあらゆるトラブル・損害に関して、著者は一切の責任を負いません。
上記をご理解いただいた上で、本ガイドをお読みください。
改訂履歴
内容を大きく改訂した場合、本項に改訂内容を記載いたします。
誤字脱字の修正や、言い回しなど細かい修正については割愛いたします。
2023/09/26 初版公開
基本方針
本ガイドは、下記の方針の基づき作成されています。
ある程度スノーランナーに対する基本的な知識・用語を知っている
難易度ノーマルモード
バニラ環境(MODの利用なし)
Xboxコントローラーの使用前提
ゲームバランスを崩さず、ゲーム体験を損なわない
自分が操作を忘れたとき向け、がんばらない
運転
パッド操作(ショートカット操作)
久しぶりにプレイすると、ヘッドライトの付け方をだいたい忘れています。
エンジンのオンオフ … Lボタン+Aボタン
ヘッドライトのオンオフ … Lボタン+Bボタン
AWDのオンオフ … Lボタン+Xボタン
デフロックのオンオフ … Lボタン+Yボタン
アイドリングストップ
本ゲームでは、エンジンをかけたまま車両を停止しても、どんどん燃料を消費していきます。
燃料の消費を抑えるため、マップの確認時や契約・タスクの確認時など、足を止める場合はエンジンも一緒に止めることをお薦めします。
AWDのオフによる燃費向上
一部のギアボックスを除き、AWDはオンにしているだけで燃費が悪化する傾向にあります。AWDがオフに切り替えられる場合、必要に応じてオンオフを切り替えましょう。以下のケースではAWDをオフにしても良いでしょう。
舗装路走行時
ウィンチによる被牽引時(牽引される側の車両)
クレーン操作時 一方デフロックやウィンチの利用については、燃費への影響はありません。どんどん使っていきましょう。
ハンドブレーキの利用
車両を完全に停止させる場合は、ハンドブレーキを活用しましょう。
また、下り坂などでもハンドブレーキをオンオフすることで、ゆっくり下ることが可能です。
ギアチェンジ
Lボタン+右スティック操作で、ギアチェンジができます。
オートギア
車両の発進時や巡航時に用いる標準ギアです。エンジンの回転数が上がるごとに自動的にシフトアップしてくれますが、スピードが下がった際(特に停止しそうなほどの速度になった場合)に強制的に1速までシフトダウンしてしまうため、悪路などでシフトアップ・シフトダウンを繰り返すことがあります。
オートギア中にLボタン(クラッチ)を押すことで、その時のスピードに応じて最適なギアにシフトチェンジしてくれます。発進時やシフトダウンしそうなときなど、Lボタンを押すことで適宜最適なギアにチェンジしましょう。
オートギア時にLトリガー(ブレーキ)を押し続けると、オートリバースとなりバックができます。
Low、Low+、Low-ギア
泥道や、沼地や川などの水辺では、オートギアなどにしてホイールを高速回転させてもトラクションがかからず、地面を掘り返してしまうことがあります。(泥しぶきや水しぶきが上がっている場合は、トラクションが得られていません)
このような場合は、ギアをLowにいれホイールの回転速度を下げてトラクションを確保しましょう。Lowはオートギアの1速よりも遅く、Low+はLowよりも速く、Low-はLowよりも遅くホイールを回転させます。
この特性を生かして、急な坂道を下る際などにLowギアを利用することでゆっくり下ることができます。
また、デフロックを切り替えられる車両は、Lowギア利用時にデフロックを有効化できます。
オートリバースは無効です。
リバースギア
デフロックを切り替えられる車両は、リバースギア利用時にデフロックを有効化できます。バックする際にデフロックが必要な場合に利用します。
Hギア
オートギアの最大速度よりも遅い速度(オフロードギアボックスの場合1速から3速程度、ハイレンジギアボックスの場合1速から4速程度)を「無段階変速」で走行できるギアとなります。
無段階変速のため、オートギア利用時のようなシフトアップ・シフトダウンが発生せず、速度低下が起こりづらくなります。
特に、軽度のオフロード(固めのダート路面)や、緩い傾斜面などの走行時に、一定の速度を維持しながら走ることができます。
発進時や速度低下時に、Hギアを利用しているとエンジンストールを起こします。ダメージはありませんが、一時的に車両が停止してしまうためオートギアへ切り替えましょう。
2速以上で走行できるが3速4速以上になると速度が維持できない、というような場合に活用しましょう。
また燃費についてもオートギアでの走行時より優れているため、後述するギアボックスの燃費特性を加味し、ハイレンジギアボックスでHギアを利用して走るという燃費と速度のバランスを取った走行も可能です。
なお、一部の重量級の車両や荷物が重すぎる場合など、うまくHギアで走行できない場合があります。このような場合も素直にオートギアやLowギアを利用しましょう。
オートリバースは無効です。
Nギア
特に利用用途はありません。エンジン音を聞きたいときにご利用ください。
ウィンチ
ウィンチの距離
ウィンチを巻き上げる場合、接続元と接続先はある程度距離があったほうが効果的です。ウィンチの接続元と先が近づきすぎると、ウィンチの巻き上げ効果が目に見えて弱まります。
ウィンチによる車両移動
車両の向き変更
車両の前面または後面から、左右のウィンチポイントに対してウィンチを繋ぎ巻き取ることで、車両の向きを制御できます。木々の間を抜ける際などに利用します。
車両の前進後退
車両の前面または後面から、前方または後方のウィンチポイントに対してウィンチを繋ぎ巻き取ることで、車両を前進または後退させることができます。
また、車両の両サイドや、後面のウィンチポイントから前面または左右のウィンチポイントに対してウィンチを繋ぎ巻き取ることで、車両を前進させることができます。
トレーラーを接続している場合はトレーラーからもウィンチを繋げることが可能であり、特に荷物を載せた状態では荷重が車両後面またはトレーラーにかかることが多いこともあるため、ウィンチを側面または後面から伸ばすことでウィンチの距離を稼ぎつつ効果的に車両を前に押し出すことが可能となります。保険ウィンチ
傾斜のある路面などを走行する場合など、事前に車両側面から傾斜面上部の前方方向にウィンチを繋げておくことで、傾斜による横転の予防を図ることができます。
クィックウィンチ
Yボタンでクィックウィンチを繋ぐことができます。クィックウィンチは、カメラの中央前方から最寄りのウィンチポイントに対して自動的に繋がります。
手動でのウィンチが不要だがとりあえずウィンチを繋ぎたい場合などに利用できます。
また、車両が横転しかけた際に、すぐさまカメラを横転方向とは逆の方向に向けクイックウィンチを繋げることで、横転をギリギリ防げる場合もあります。クィックウィンチは万能ではないので過信しすぎないようにしましょう。
横転車両の立て直し
車両が横転した場合、別の救援用の車両を連れてくることで、横転車両を立て直すことが可能です。この際、ウィンチを巻き取る力より、車両の前進力を伝える方が効果的に車両を起こすことができます。
基本的な起こし方
横転車両の底面側に対して、救援車両バックで接近し、救援車両の後部から横転車両底面上部のウィンチポイントにウィンチを接続し、救援車両の前進により横転車両を立て直します。
横転車両と救援車量がT字の形になることが理想的です。車重比で起こせない場合は、横転車両と救援車両の距離を空けた状態でウィンチを繋ぎ、ウィンチを緩ませたまま救援車両が横転車両に近づいた後、救援車両を前進させます。救援車両の前進の勢いを使って横転車両を立て直します。
傾斜面の途中で横転した場合など、傾斜の上部に向かって車両を起こすことは重力の影響もあり難しいです。このような場合は、横転車両をうまく回転させ傾斜の下部に向かって車両を起こすようにすることで、車両を立て直しやすくなります。
応用的な起こし方
横転車両の付近に倒れない木や電柱などがある場合、救援車を木や電柱などにひっかけることで、擬似的にウィンチを巻き取る力が上がります。
救援車としてスカウトを利用するなど車重比の差が大きい場合に活用すると良いでしょう。ウィンチによる牽引
別車両やトレーラーに対してウィンチを繋ぐことが可能です。ウィンチを繋ぐことで、別車両側のハンドブレーキが解除されます。ウィンチを切ることで、被牽引車両やトレーラーはその場で停止します。
別車両に対してウィンチを繋いだ場合、Xボタンを押すことで乗り込んでいる車両から別車両側のエンジンをかけることができます。(エンジンがかかっているかどうかは、別車両側のライトが付くので判断できます)
別車両にエンジンがかかると、オートギアの状態となり、乗り込んでいる車両側の操作に合わせて別車両側も操作されます。アクセルを踏み込めば別車両側も前進し、バックすれば別車両側も後退します。
乗り込んでいる車両が前、別車両が後ろにいる場合、乗り込んでいる車両が悪路にはまった際などに後ろの車両が押してくれます。
別車両が前、乗り込んでいる車両が後ろにいる場合、別車両側が前進することで乗り込んでいる車両を引っ張ってくれます。
別車両側がエンジンがかかっている状態で、ウィンチを繋ぎ、再度Xボタンを押すことで、別車両側のエンジンを切ることができます。
小型クレーン
クレーンで持ち上がる荷物
荷台やトレーラーへ積み込み可能な「荷物」は、すべて小型の積み込みクレーンで持ち上げることが可能です。(性能的に一番貧弱とされるロシア車両向けの青い小型クレーンでも持ち上げられます)
車両についても、小型スカウト車両であれば持ち上げることが可能です。
一方で、大型スカウト以上の車両は、小型クレーンで持ち上がることは難しいです。このようなものを持ち上げたいときは大型クレーンを利用しましょう。
小型クレーンでの荷物持ち上げ方のコツは、以下の手順です。
クレーンアームを伸ばし、アームの先の◎を荷物の取り付けポイントの◎に近づけます。
クレーンアームを手元に引き寄せ、荷物ごと車体に近づけます。クレーンのワイヤーで引っ張るよりも、クレーンのアームを引き寄せる方が早いです。
荷物を十分に車両近くに引き寄せた後に、クレーンをあげ、荷物を持ち上げます。クレーンが伸びきった状態では、荷物を持ち上げることが難しいです。
クレーン自体を回転させ、荷物を荷台に載せます。荷物の向きを修正したい場合は、荷物を回転させることができます。
荷物を荷台に固定します。ある程度、荷台に近い位置に近づければ、クレーンに吊り上げた状態でも荷物を固定可能です。 クレーン利用時、アンカーを利用していても、車両に対して横方向にクレーンを利用すると車両が横転する危険性があります。車両に対して斜め、または、縦方向にクレーンを利用しましょう。
https://youtu.be/sPlx47kZm9Y?si=jYaCcTBsUiwi1o9R
積み込み
荷台やトレーラーに対して、正確な位置に荷物を置く必要はありません。おおよそ3/4程度荷物が荷台に収まっていれば固定することができます。
また、セミトレーラーなどクレーンがトレーラー後部に届かない場合でも、トレーラー前部に荷物を重ね、固定解除→固定を行うことで、自動的に荷物が固定されます。
保険クレーン
車両が横転しそうな場合、事前にクレーンを横転方向に伸ばしておくことで車両の横転の予防を図ることができます。
クレーンによる立て直し
車両が横転しかけているがエンジンがまだかかっている場合、クレーンを横転方向に伸ばすことで車両を立て直しできる場合があります。
ただし、クレーンの移動時に重心がずれ、横転度合いが深まりエンジンが停止する場合もあります。
また、車両がスタックしてうごけない場合に、近くの地面や岩などをクレーンで押し出すなどすることで、スタック状態から抜け出せる場合があります。
荷物輸送
アオリ付き荷台とフラットベットの選択
見た目なども違うことから、好みで使い分けるで良いでしょう。
クレーンによる積み込みを行う場合、アオリがないフラットベッドの方が積み込みがしやすいです。
フラットベッドの場合、車両が傾いた場合に先に荷物の固定が外れ荷物が荷台から落下することで、車両が横転する前に復元できる可能性があります。
アオリ付き荷台の場合、車両が傾いた場合に荷物の固定が外れても荷台から荷物が落ちない可能性がありますが、車両がそのまま横転する可能性もあります。
フレームアドオンの場合、フラットベッド荷台<アオリ付き荷台という重量差がありますが、セミトレーラーの場合それが逆転します。
荷物の固定と固定解除
一部の荷物(1スロットの板材)を除き、荷物は固定をしない方が重量が軽くなる仕様となっています。
例えば、鉄骨ばりは未固定時 2.0t ですが、固定時 5.0t の重量となります。
荷物の輸送時に車両がスタックする場合など、一時的に固定を解除することでスタック状態から抜け出せる場合があります。
当然未固定の荷物は、車両の傾きや振動により荷台から落下する場合があることに注意しましょう。
車両の固定
別車両を車両上に載せた場合、別車両側のすべての車輪が車両上のいずれかに設置されていれば車両を固定できます。
トレーラーの固定
車両の場合同様、トレーラーについてもトレーラーのすべての車輪が車両上のいずれかに設置されていればトレーラーを固定できます。
これを利用すれば、ステップデッキセミトレーラーや幅広型平床セミトレーラーなど、サドル上部の空きスペースにスカウト用燃料トレーラーを固定して拡張燃料タンクとして利用することができます。
また、トレーラー上に小型スカウト車両とプロトタイプ調査ユニットを積み込み固定して移動、移動先でスカウトと調査ユニットを接続してレーダーを利用する、といった運用もできます。
https://youtu.be/fM9LHKV0uPs?si=3bu_Ce0_MRnrgDVo https://youtu.be/cVL7hjoUL1U?si=IRzPQ4S_psOkZkVX
過積載
【本項目はゲームバランスを崩す可能性があるため、マスキングしています】
前述の荷物の未固定を利用し荷物を積み重ねて移動することで、一度の輸送で複数の荷物を輸送することができます。
また、丸太などの固定を解除しばらして輸送することで、一度の輸送で複数の丸太を輸送することもできます。
いずれも作業にクレーンが必要となり、また納品時に個別に固定しなおす必要があります。
スカウト用のトレーラーの類いについてもスカウトを連れて行くよりも、荷台に無理矢理載せて輸送する方が楽だったりします。
ただし、これらはゲームバランスを著しく崩すこともあり、利用にあたってはご自身のプレイスタイルと相談の上、ソロプレイ時にご利用ください。
マルチプレイでは、過積載に難色を示す方や、あまり良く思わない方もいるため、利用可能有無をホストへ相談した上で利用しましょう。
納品
納品順序の制御
フレーム荷台とトレーラーに同じ荷物を積んでいる場合など、トレーラー側から荷物を納品したい場合、一度トレーラーを切り離しフレーム荷台の荷物の固定を解除します。
その後トレーラーを再度接続し納品を行うことで、トレーラー側の荷物から納品できます。
納品後、再度荷物の固定を行うことで、フレーム荷台側の荷物を固定可能です。
燃料の拝借
車両や燃料トレーラーなどを納品する場合は、納品前に燃料を乗っている車両側へ移し替えてしまいましょう。
ただし燃料トレーラーの場合、トレーラー内にトレーラーの積載最大容量に対して10%の燃料が残っていないと納品できません。(2000リットルの積載容量を持つ燃料トレーラーを納品する場合、最低200リットル残して納品する必要があります)
トレーラーの納品
トレーラー自体の納品が求められる場合、トレーラーは納品場所の黄色の枠内に入れるだけで納品扱いとなります。
このため、スカウト用のトレーラーなどの納品が求められる場合など、わざわざスカウトでトレーラーを引く必要は無く、例えばトラックにクレーンで吊り上げた状態でも納品扱いにできます。
https://youtu.be/sZu8fv62aFk?si=y7teTFd6G1GbdhO5
マップ
契約とタスクの有効化とリセット
契約の有効化は、マップの契約一覧から鍵のかかっていないものについて有効化できます。
契約のリセットは、契約の対象となっているマップまで移動した状態でマップの契約一覧からリセットできます。
タスクは、マップ上のタスクの受領場所まで赴くことで、有効化・リセットできます。
いずれも有効化した契約・タスクを無効化することはできません。
ガレージ移動
グローバルマップから指定マップが選ばれた状態でXボタンを押すことで、指定マップのガレージに入ることができます。
マップの一覧からガレージを探して選択するよりも簡単に移動できます。
倉庫などの在庫確認
マップ上で対象の建物にカーソルを合わせた状態で、右スティックを押し込むことで、倉庫などの在庫状態を確認できます。
トラックやトレーラーの積み荷確認
マップ上のトラックやトレーラーの積み荷については、同一マップにいる場合に限り、右スティックを押し込むことで積み荷を確認できます。
時間スキップ
マップ画面で、Yボタンを押すことで時間をスキップできます。
マップ上の落とし物
未発見の車両やトレーラー、金属探知機で探すことになる荷物などは、マップ上をよく見ると見つけられることがあります。
ただし、一部の直接発見しないとマップ上に表示されないものもあるため、注意が必要です。
通れそうなところの見極め
マップ上の道以外の場所についても、樹木が薄い場所、疎らに生えている場所、岩で塞がれていない傾斜など、実際は通り抜けられる場所が多くあります。
走りやすいかどうかは別問題ですが、使いやすいルートを見つけた場合は活用していきましょう。
一方で、マップ上では繋がっていない、その先に何もないにもかかわらず轍が残っている場合などは、ショートカットや捜索対象の荷物が落ちている、といったこともあります。
氷の割れる場所、割れない場所
割れる氷を判別したい方向け、念のためマスキングしておきます。
深くひび割れている濃紺の氷上は、割れません。
表面がひび割れている薄水青の氷上は、割れます。
川などの縁、割れた氷が重なっている部分は、割れません。 マップ上の路面状態やオブジェクト
実際の運転中にマップに表示されないような路面状況は、マップを移動しない、ゲームを終了しない限り保持されます。
特に悪路などは数回通るだけで状態がさらに悪化し、走行が難しい状態となります。
このような場合は、一度別マップ(例えばブラックリバーからスミスビルダムのガレージ)へ移動することを挟む、またはゲームを終了し再開する、などすることで路面状態をリセットできます。
ただし、マップ上で車両が配備されている付近は、路面状態が維持されたままとなります。
また、実際の運転中にマップに表示されないような破壊可能なオブジェクト(木の塀など)はクラクションで破壊可能です。
ドラム缶や標識など、接触判定のあるオブジェクトは一度接触した上で、距離を置く(別の車両に乗り込んだり、同マップ内のガレージに戻るなど)ことでオブジェクトを消滅させることができます。
これらも、マップ移動やゲームの終了を挟むとリセットされてしまうため、よく使う場所のオブジェクトをどけたい場合、近くに利用しない車両を配置しておくことでこれを回避できます。
トレーラーストア
トレーラー売却
マップ上で発見したトレーラーは、契約・タスクで必要となるもの以外、すべてトレーラーストアで売却できます。
給油と修理
トレーラーストアで、燃料トレーラーやサービストレーラーを購入し、車両の燃料補給や修理ができます。
利用終了後に売却しても、購入と売却の費用は同じです。簡易的なガレージ代わりに利用しましょう。
サドルの無償提供
フレーム装備としてサドルが装備できる状態だが装備されていない場合、トレーラーストアでセミトレーラーを購入すると自動的に最適なサドルを装備してくれます。
ただしサドルの取り外しはできないため、サドル種類を間違えた場合などはガレージに戻って取り外す必要がでてきます。
ガレージ
ガレージ配備の意味はない
ガレージ上に車両を数台配備できますが特に意味はありません。逆にトラックをどこに置いてきたかわからなくなる、といったことが発生しがちです。
マップ移動なども踏まえて、必要時にトラック保管庫から必要車両を出す、ガレージに戻ったらトラック保管庫に戻す、ぐらいが管理しやすいです。
荷物を積み込んだままの給油と修理
フレーム荷台に荷物を固定した状態で、回収ではなくガレージに触れて直接戻る場合のみ、荷台の荷物をガレージに持ち込むことが可能です。ガレージに戻ることで燃料補給と修理が行われます。
ただし、この状態でトラック保管庫に移動しようとしたり、フレーム装備を変更しようとすると荷物が削除されます。
荷物を他マップへ持ち出す方法もありますが、バグと思われる動作のため、ここでは詳細を省きます。
車両売却
トラックの購入・売却価格は同じなため、不要なトラックや普段使わないトラックは一度売り払ってしまうぐらいがトラックを管理しやすいです。
なお、トラック売却時、トラックに装備されたパーツやフレーム装備なども含む価格で売却されます。
カスタマイズ
不要パーツの売却
アップグレードパーツ入手後やカスタマイズ後など、利用しなくなったパーツはその場で売り払いましょう。
パーツの購入・売却価格は同じなため、不要なパーツは即座に売り払ってしまいましょう。
特に専用のアップグレードパーツは、その車両のカスタマイズ画面でないと売り払うことができません。
ギアボックスパーツの注意事項
多くの車両が利用するギアボックスについて、ギアの種類の違いや最大速度の違いの他に、基本燃費の違い、AWD利用時の燃費ペナルティの違いなどがあります。
ざっくりなイメージとしては、「バランス<ハイレンジ<オフロード<微調整」または「多目的<スペシャル<アドバンススペシャル<微調整」 の順に、燃費が悪化していくと覚えると良いでしょう。
自分の利用用途に合ったギアボックスを利用しましょう。
車高増加時の注意事項
車高を増加させることで、ロードクリアランスが高まるとともに大きなタイヤを履くことができるなど、悪路走破性能の向上に繋がります。
一方で、車両の重心位置が高くなるため、車両の横転率も高まります。
これから走るマップや利用車両の特性を加味しつつ、車高増加を利用するか否かを検討しましょう。
タイヤ選択時の注意事項
タイヤ種別の末尾「S」のものはシングルタイヤ、末尾「D」のものはデュアルタイヤとなります。
シングルタイヤは、燃費、ステアリング性能の向上が期待できます。
デュアルタイヤは、横転耐性、走破性の向上が期待できます。
一部車両では、デュアルタイヤをシングルで利用しているケースもあるので注意しましょう。
ハイウェイタイヤ、オールテレーンタイヤを利用するケースは、序盤以外ほぼありません。
オフロードタイヤか、マッドタイヤ、場合によってはチェーンタイヤを利用しましょう。
タイヤ性能のうち、I~IIIまで多種多様なのですが、ざっくりな説明として、OHDは「I」、それ以外は「II」がオススメと覚えるとわかりやすいです。
基本的にダート・泥・雪を含むオフロードでの走破性と車両速度、安全性を加味した場合、MSH - タイヤも大きく走破性が一番高い、OHS / MHS-I - 最速、OHD - 全体的に最高(係数的には UOD も同じ)、MHS II/III - より安全だが遅い、TMHS/AMHS - さらに遅いが、急いでいない場合は最も安全 となります。
ただし凍った路面については考慮していませんし、タイヤごとの性能、幅、柔らかさなどが個別に設定されているため、詳しい情報についてはここでは表記しません。
フレームアドオン(フレーム装備)利用時の注意事項
フレームアドオンごとに重量があり、重量が増すことで車両のパワーウェイトが下がります。(S、A+、A、A- などの表記が変わらなくても内部的な値は変化しています)
ルーフラック装備の有無はもちろん、フラットベッドとアオリ付き荷台に対する重量差などもあります。特にクレーンは小型、大型共に重たく、パワーウェイトへの影響が大きいです。
装備重量は走破性への影響のみならず、車両の重心などを変化させふらつきの要因になる場合もあります。
輸送する車両、荷物、状況に応じて、必要なフレームアドオンを利用しましょう。
ロードクリアランスに影響する装備の注意事項
バンパーのうち他より下部に突き出ているもの、乗降時用のステップ、車体下部に装備されるスペアタイヤ、取り外せるリアフェンダーなど、これらはロードクリアランスに影響を与える装備です。
快適な走行を望むのであれば、これらの装備は取り外しましょう。
シールなどの貼り付け位置
デコレーションで車体にシールを貼り付ける場合、十字キーの左右で貼り付け位置を変更可能です。
おわりに
以上、拙く、長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
本ガイドが、一人でも多くの方のお役に立てば幸いです。
本ガイドに不足を感じた際は、ゲーム内のコーデックス(CODEX)を読むことはもちろん、日本語攻略Wikiの「初心者の人へ」はとても参考になる情報が書かれています。是非ご確認ください。
また、Youtubeで「snowrunner pro」「snowrunner technique」などで検索して出てくる動画も大変参考になると思います。
タイヤの推奨については、海外掲示板の投稿を参考にしています。こちらにリンクを掲載いたします。
OHD vs OHS vs MHS / reddit
また、本ガイドの他に「新人ドライバーのための序盤の進め方ガイド」「マルチプレイに関するガイド」も作成、公開しています。
併せてご活用ください。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3033365580 https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3027474177
Source: https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3041483344
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