Ready or Not Guide 403

Ready or Not Guide 403

【指示メニューの表示と基本操作】


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隊員への指示メニューは既定ではマウスホイールクリックで表示できる。キーアサインではTEAMWORK > OPEN SWAT COMMAND INTERFACEが該当する。

再度押すと非表示になる。表示中は装備変更が一切できない点に注意。

展開されたメニュー内の項目に対応するキーを押下すると隊員に指示を出せる。既定では1~9までの数字キーにアサインされている。一部は装備変更と重複しているが、指示キーと装備キーを別々にアサインしても、メニュー表示中は装備変更ができない。

メニュー項目の左端に3本線のアイコンが表示されているものはサブページを含んでおり、次のページで再度選択を行う必要がある。上記画像ではDEPLOYとCONFIRM ORDER REQUESTが該当する。例えば、4キーを押してDEPLOYを選択すると以下の内容が表示される。

上記画面でTABキーを押すとひとつ前のページに戻る。

メニューにどんな項目が表示されるかは、メニューと併せて表示されるレティクル(小さな丸い照準ガイド)が何をポイントしているかによって決定される。

上記の画像では、レティクルがドアをポイントしているのでドア関連のメニューが表示されている。カメラを振ってポイント対象を変えることでメニューの内容は動的に変化する。

メニューから指示を選択し決定するとメニューは自動的に閉じる。

【基本メニュー】


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特別な対象をポイントしていない状態ではこのメニューが表示される。移動関連の項目が主体だ。

MOVE TOレティクル位置付近に隊員を移動させる。位置の指定はかなり大まかであり、隊員の現在地と指示地点が近い場合は動いてくれないこともしばしば。

FALL IN隊員をプレイヤーに追従させる。

COVERレティクル位置付近に隊員を移動させ、遮蔽付近に張り付かせる。MOVE TOと同様、位置指定はかなりおおまか。また、壁に移動するよう指示すると、壁の反対側に移動したりするほどのアホなので注意。なお、ver.19020では指示の際に「Cover me!」という音声が流れるが、特にプレイヤーを援護してくれたりはしない。

DEPLOY装備品の使用を指示する。別途解説。

CONFIRM ORDER REQUEST付近に何かしらの回収目標がある場合にのみ表示される。容疑者の使用していた武器やミッション目標の証拠品などが該当し、指示することで回収を行わせることが出来る。

大抵の場合、項目名が長すぎてキーアサイン表示が隠れるが問題なく指示できる。

なお、武器等がメニュー項目に出るかどうかは割と運次第というか、確実ではない。特に容疑者の落とした武器。隊員がその存在を認識している必要があるらしく、プレイヤーに見えていれば指示可能、というわけではない点に注意。

【対NPCメニュー】


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NPCをポイントした際にのみ表示されるメニュー項目。

基本メニューに追加される形で表示されるが、項目の位置がずれることに注意。手癖で指示を出していると失敗することがある。

RESTRAIN降服したNPCをポイントすると表示される。隊員に民間人、容疑者を拘束させ、報告も行わせる。プレイヤー自身が拘束作業を行う意味は基本的になく、全て隊員にやらせた方が良い。隊員に拘束させるとNPCは回転して背中を向けてくれる、スライド移動してくれるなど、位置に関する制限事項が緩いのでプレイヤーが行うよりも安全に拘束が可能である(プレイヤーが拘束する場合はNPCの背中側に回る必要がある)。

プレイヤーが移動できないところでNPCが降伏することもある。この場合、AI隊員に拘束を指示させると大抵ワープして拘束してくれる。困った時は試してみよう。ただし、本来移動できない場所に移動するので、拘束後の挙動は保証できない。マップ内のどこかにワープする、なんていうこともあった。

一点、拘束作業中に容疑者と接敵すると隊員は作業を中断してしまう点に注意。容疑者が拘束されない状態のまま放置されたり、拘束したが報告していないという状態になったりもする。民間人が拘束済み・未報告の状態になるとクリア条件が達成されないままになるが、未報告の民間人を効率的に見つける方法は無いので最後に総当たりをする羽目になる。注意しよう。

(ver.19020で民間人がスポーンせずクリア不能になったことは、200時間プレイした範囲では一度もなかった。全て報告漏れ、捜索漏れ)

REPORT TARGET死亡もしくは拘束済みだが未報告のNPCをポイントすると表示される…のだが、指示しても報告を行ってくれたためしがない。恐らく、処理が実装されていないかバグだろう。用途としては、未報告の対象を遠くから判別するのに使える。

【Deployサブメニュー】


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AI隊員に装備品を使用させる。

DEPLOY FLASHBANGDEPLOY STINGERDEPLOY CS GASグレネードを投げさせる。恐らくはレティクル位置に向けて、なのだが、AI隊員は一切移動せず現地点から投擲するのではっきり言って使い物にならない。遮蔽がばっちり考慮されるので、意図しない地点で起爆するのがオチだ。忘れよう。

隊員に装備させていない種類のグレについては、項目がグレーアウトされ選択できない。

なお、PRIMARY WEAPONやLONG TACTICALでランチャーを装備させてもこれらのメニューには影響しない。あくまで投擲コマンドである。

DEPLOY CHEMLIGHTケミカルライトを設置させる。エリアの安全が確認された場合、隊員は自動的にケミライトを落とすが、マニュアル指示で落とさせることが可能。ケミライトは地面に落ちるので、ミラーガン使用時の明かりとして使えなくもない。

DEPLOY SHIELDシールドを装備させる。隊員に盾を持たせても自動では装備してくれず、当該コマンドで指示する必要がある。また、隊員になんらかの作業を行わせると大抵はシールド装備を解除してしまうため、その都度指示を出しなおす必要がある。NPCの拘束、ドアの開閉、物品の回収など移動以外のほぼ全ての指示が該当すると思ってよい。

指示を受けた隊員のうち、一人でも盾を装備していない隊員がいる場合は全員が盾を装備する。全員が盾を装備している場合は、全員が盾装備を解除する。当然ながら、盾装備時はハンドガンでの応戦を行う。というか、AI隊員にSECONDARY WEAPONを使用させる唯一の方法の様な…?

後述する突入指示でも、ドア担当とグレ担当はシールド装備を解除してしまう。

突入指示を出したら、即座にドア以外をポイントしてDEPLOYメニュー表示、グレのピンを抜く音がしたらDEPLOY SHIELD指示を出すことで盾装備での突入が可能ではある。面倒だが。

【ドアメニュー】


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ドアをポイントしていると表示されるメニュー。

STACK UPドアの開閉を伴わない行動に関する指示。サブメニューが表示される。

OPEN単純にドアを開けての突入を指示。サブメニューが表示される。

BREACHドアを破壊的に開けての突入を指示。サブメニューが表示される。

OPEN DOORドアを全開にさせる。

CLOSE DOORドアを閉めさせる。全開のドアをポイントしている場合にOPEN DOORと差し替えで表示される。プレイヤーでは不可能な位置から閉めたりもするので、奥の容疑者から見られたくない場合など案外有用。確実ではないが。

PICK LOCK鍵のかかったドアをポイントした際、OPENと入れ替わりで表示される。隊員に解錠を指示する。なお、施錠されていることが判明していないと表示されず、施錠の有無を当該コマンドの有無で確認したりはできない。

【STACK UP】サブメニュー

STACK UP隊員をドア付近で待機させる。開閉はしないが、施錠の有無は確認してくれる。プレイヤーにはドアへのインタラクト無しで(つまりドアを開けずに)施錠有無を確認する動作が無いので、場合によっては有用。半開きのリスクすら取りたくない場合にどうぞ。

MIRROR UNDER DOOR隊員にミラーガンを使用させ、ドア向こうを偵察させる。

隊員からの報告は「どの種類のNPCが、何人くらい」という程度で、位置に関する情報は無い。

また、「判別不能」や「容疑者っぽい」、「一人、二人、大勢」といった具合なので、あまり期待しないこと。死角に入っているNPCについては普通に見落して報告はしないし、NPCも移動するので確実性は無い。

項目がグレーアウトされることは無いが、ミラーガンを所持している隊員がいない場合は当然実行できない。

DISARM TRAPドアに罠が仕掛けられている場合は解除を指示できる。

WEDGE DOOR隊員にDOOR WEDGEを持たせている場合、ドアを封鎖させることが可能。

【OPEN / MOVE】サブメニューOPENとあるが、実質突入指示である。ドアが閉まっている場合、半開きの場合はOPEN、全開の場合はMOVEとなる。

突入指示全般の注意事項を述べておく。

突入は、指示を受けた隊員が全員揃うまで実行されない。ACTIVE SHOOTERやBOMB THREATなど急ぐミッションでは隊員の位置にも注意。

隊員にドアを開けさせると必ず「全開」にする。ドア前に立っていると集中砲火を受けたりするでの注意。隊員が撃たれたりもする。グレ突入を行う場合は、プレイヤーがタイミングよく半開きにするとよい(かも知れない)。その場合、隊員の投げたグレはドアを貫通して飛んでいく。また、指示の前にドアを半開きにしておく方法もある。

隊員が突入指示をきかないことがある。その場合は同じ指示を出すと突入してくれるだろう。特に盾装備でドアを半開きにした場合に頻発するようだ。

突入後、隊員がどこまでクリアリングを進めるかは空間のサイズ次第。細長い部屋の場合はどこまでも進んで勝手に接敵ということがままあるので、適当なタイミングでMOVE TO、COVER、FALL INなどを指示してクリアリング動作をキャンセルするとよい。

CLEARグレ投擲無しでの突入を行う。

CLEAR WITH FLASHBANGCLEAR WITH STINGERCLEAR WITH CS GAS該当するグレを投擲して突入を行う。プレイヤーの位置が悪いとグレを食らったりするので注意。

【BREACH】サブメニュードア破壊を伴う突入を指示する。ドアが閉まっている場合のみ表示される。半開き、全開の場合は表示されない。

各項目を選択した後はOPENサブメニューの内容を選択することになる。つまり、ドアを破壊した後にどう突入するかを別途指示する必要がある。

KICKドアを蹴り開けてから突入する。

SHOTGUNブリーチングショットガンでドアを破壊して突入する。

装備している隊員が必要。

C2C2でドアを破壊して突入する。

装備している隊員が必要。

隊員にバタリングラムを持たせても対応するメニューは表示されない。今のところ、隊員にラムを使わせる方法は無いらしい。

【チーム別指示と指示の保留】


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指示はチーム別に出すことが出来る。AI隊員はBLUE、REDの2チームに分かれている。全体はGOLDチームである。

チームはF5、F6、F7や、マウスホイールでのローテーションで選択できる。キーコンフィグではTEAMWORK内のSELECT GOLD/BLUE/RED ELEMENTやCYCLE NEXT/PREVIOUS ELEMENTが該当する。

選択中のチームに応じてメニューの文字色が変わる。

BLUEチームに入口を監視させつつ、REDチームを連れて奥をクリアリングという風に使う。また、狭い部屋への突入を5人で行っても仕方ない(狭い)ので、片方のチームだけで突入など。

また、隊員に指示を出す際、既定ではShiftキーを押しながら指示キーを押すことで隊員への指示をいったん保留できる。保留した指示は、再度チームメニューを表示してEXECUTEを指示することで実行させることが出来る。キャンセルすることも可能だ。

プレイヤーが別のドアから突入する際のタイミング合わせに使用できる。チーム別に出す指示をそれぞれ保留可能なので、3方向から突入なんてことも可能ではある。

ただ、保留に関してはこれが出来ないと困るというほどではなく、正直趣味の範囲である。

また、QUEUEと記載されているが保留可能な指示は一つだけであり、複数の指示を待ち行列に入れたりはできない。どちらかと言えばCUEの様な気がしないでもないでもない。

【デフォルトコマンド】


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画面左下には隊員の状況と、ポイントしている対象に応じたデフォルトコマンドが表示される。

画像には映っていないが、降服した容疑者をポイントしているのでRESTRAINが表示されている。デフォルトコマンドは既定でZキーにアサインされている(ISSUE DEFAULT COMMAND)。デフォルトコマンドは指示メニューを出さなくても実行できるので、スピーディにゲームを進行させることが出来る。

デフォルトコマンドを何にするかは対象別に設定可能である。OPTIONSのGAME > GAMEPLAYカテゴリにあるDEFAULT COMMAND系が該当する。

よく使うものを選択しておくとはかどるだろう。ただ、レティクルが表示されないので意図した対象をポイントできていないまま間違った指示を出してしまいがちでもある。銃の照準が使えなくもないが、移動中は照準が動くので当てにならない。メニューの対象は銃の照準とは別に判定されている。デフォルトコマンドには「間違って指示しても影響が小さいもの」を割り当てるのが良いかもしれない。

また、オプションでは設定できないが、NPCをポイントしている場合もデフォルトコマンドは実行可能で、RESTRAIN/REPORT TARGETが割り当たっている。とはいえ、これも移動コマンドに化けがちである。NPCのコマンドに対するヒットボックス(当たり判定)はかなり厳密なので、チームメニューのレティクルを頼りにした方が良いだろう。

【その他】


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ポイント対象と部屋の境界

上記画像でのポイント対象はドアでもなく部屋内の何もない空間だが、コマンドはSTACK UP、MOVE、COVERが表示されている。これは、部屋の間に見えない境界が設定されており、その境界をポイントしているためだ。つまり、見えない境界が全開のドアとして扱われており、隣の部屋への突入指示が表示されている。

同じ状況は全開のドアをポイントした場合にも発生する。たとえドアが全開であっても、ドア向こうの空間や対象をポイントすることはできず、ドアに関するメニューが表示される。

現状、このような境界をまたいでAI隊員に指示を出すことはできない。例えば、ドア枠の向こうにいる降伏した容疑者に対し、ドア枠のこちら側から拘束を指示することはできない。プレイヤーも同じ部屋内に入る必要がある。

この仕様と、DEPLOYコマンドでグレ投擲を指示した場合の隊員の動作(その場から投げる)が相まって、部屋内にグレを投擲させる実用的な手段は無い。入口付近に投げさせるのが精いっぱいだが、それでは意味がないだろう。そんなわけで、突入の際にグレを投擲させるのが唯一の方法である。ソロでプレイする場合、プレイヤーのグレは単純な突入時に使用せず他の状況で使用したほうが良い。

隊員の移動とFALL INAI隊員をMOVE TOやCOVERで移動させたり、部屋に突入させた後はFALL INで追従を指示しないといつまでもその場にとどまり続ける。うっかり隊員を置き去りにしないよう、適宜FALL INを指示すること。

隊員がスタックするスタックとは、ここでは「いき詰まる」くらいの意味でだが、AI隊員は指示を無視してその場にとどまり続けることがある。このような場合、FALL INなどの移動指示を出すとスタック状態から復帰してくれたりする。あるいは、同じ指示を何度か出してみるのもいいだろう。

ちなみに、ミッション開始直後は自動的にFALL IN指示が出されているようで、AI隊員はプレイヤーに追従するようになっている。が、マップやミッションによってはこの指示すら無視されるようで、気が付いたら隊員が付いてきていないということもしばしばだ。ミッション開始直後は隊員が付いてきているかどうか、チームカメラや後方を見て確認したほうが良い。

指示のキャンセル隊員への指示をキャンセルする専用の方法は無い。しかし、他の指示を出すことで上書きすることは可能ではある。逆に言えば、タイミングによっては既に出した指示がキャンセルされるということでもある。

新しい指示が優先されるかどうかは実行中の内容によるようだ。例えばNPCの拘束作業中に新規に移動を指示した場合、拘束作業を途中で止めたりはしないらしい。しかし、ドアウェッジ設置中に移動を指示すると、移動が優先されてドアウェッジは設置されない。

容疑者との接敵はAI隊員にとっての最優先事項になるらしく、実行中の作業は中断され応戦が優先される。NPCの拘束や報告、ドアウェッジの設置、罠の解除等が中断されることがあるので、「指示したはずなのに」とならないように注意しよう。

以下、ゲームを一部台無しにする内容なので注意。

DISARM TRAPについて早い話、「このコマンドが選択可能=罠が仕掛けられている」である。コマンドが表示されるための条件は以下の通り。

・反対側に罠が仕掛けられているドアを一度でも半開きにする。罠やワイヤーをカメラに写す必要はない

・こちら側に罠が仕掛けられているドアには無条件で表示される

・反対側に罠が仕掛けられているドアに対し、AI隊員にMIRRORGUNの使用を指示して偵察させる

・反対側に罠が仕掛けられているドアに対し、プレイヤーがMIRRORGUNを使用してカメラを一定以上に上か横に振る(ワイヤーか罠を写そうとすればよい。90度が確実だろう)

上記の条件を満たしていればDISARM TRAPコマンドの状態が変化する。罠があれば選択可能なので、改めて解除すればよい。わざわざ自分で見つける必要はなかったりする。特に、ドアを半開きにする際はカメラを下に振る必要すらない。プレイヤーが視認するのに比べ確実なので、失敗したくない状況でのダブルチェックにも使えるだろう。

面白いのはドアのこちらと向こうでコマンドの状態が別々に管理されていることだ。プログラムの実装が見えるようで興味深い。

変更履歴

2022/6/10:「その他」にネタバレ要素追加

Source: https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2818380598					

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