はじめに
某は現在ここまで銭を稼ぐことに成功している。
古銭プッシャーフレンズとは
このゲームは台の中央に銭を射出し、中央の押し出し装置を利用してより多くの銭や景品を獲得することを目的としたプッシャーゲームである。フレンズのタイトル通り、オンラインマルチプレイを搭載している。
落ちた銭や景品は、お主の目の前にある箱の中に入ったもののみ回収できる。箱から溢れたものは役人に徴収され、得ることはできない。
俵を拾ったりイベントをこなすことでジャックポット小判が落ちてきて、それを7枚回収することでジャックポットが発生する。
手に入れた銭はお主の箱や射出装置を強化することに使え、景品はセットを完成することで恒久的に加護を得ることができる。
お主の初期銭は30程度であり、これが0になるとお主は破産し人魂と化す。しかし安心してほしい。たとえ人魂と化しても再挑戦ボタンをクリックすることで何度でも転生することができる。ただし、集めたジャックポット小判は人魂と化すと0枚に戻ってしまう。
ちなみに、VRoid Hubに対応しており、連携することで好きなアバターを応援に呼ぶことができる。
操作方法
キーボードの操作のみ記載する。
銭を射出:スペースキー
射出方向の調整:矢印キー
箱の移動:A or D
視点の上下移動:W or S
銭の自動射出:Ctrl
スタンプ:E
メニュー:Esc
基本指南の前に
このゲームは、お主一人で遊ぶこともできるが、基本的に推奨されない。なぜなら、
一人では銭を射出できる量が少なく、落とせる量も少ない
最序盤は俵を回収することによって発生するイベントを開始できない
一人ではイベントの1位獲得報酬が貰えないなどのように、デメリットのほうが多いためである。勿論、群れたがらない一匹狼の心を持った者や、嫁アバターと2人で稼ぎたい既婚済みの者もいると思うので、強制はしない。
基本的に、マルチプレイでは他の庶民の銭の射出が共有されているため、人数が多いほど多くの銭を射出でき、俵や景品を効率よく集めやすい。また、手持ちの銭が尽き人魂になりそうなときは、他の庶民の射出する銭を利用して手持ちを回復させることができる。
ただし、それにあやかって自分は銭を射出せずイベントにも参加せず他人に粘着し続けることは、道端の卑しい物乞いと変わらないのでやめておいたほうが良い。
基本指南
壱:まずは地道に環境を改善すべし このゲームは、最序盤が一番の鬼門である。少ない初期銭の枚数、回収しても雀の涙程の収益しかない俵、努力に対して見返りのないジャックポット。このままではどれだけ努力したとしても成り上がるまでは途方も無い時間がかかる。 ほんとうにつらい
しかし、それらを改善することによって、 最終的に銭を投入すればするほど貰える銭が増える理想郷を作り上げることができる。 その方法とは、俵を回収することで度々落ちてくる「景品」を集めることである。
景品は前述の通り、セットを完成することで恒久的に加護を得ることができる。最大で30セット揃えることで30Lvまで上げることができ、1Lvの上昇幅は微量だが最大Lvまで達すると見違えるように銭の回収効率が上がる。
いきなり30セット揃えることは難しいので、特に優先すべきセットを以下に記述する。
最優先:役セット これがないと古銭プッシャーフレンズは始まらない。
このゲームのジャックポットは、お主が銭を射出することで自動的に一定の増加率で増加し、ジャックポット条件を満たすこと(小判を7枚集める)で支払われる。
初期のLv0ではジャックポット増加率がたったの0.3であり、3~4枚射出しないとジャックポットが増加せず、これではせっかくジャックポットを達成しても大した銭を回収できない。
役セットを集めることで、1Lvにつきジャックポットを0.1上げることができる。たった0.1だが、もしこれをLv7まで上げるとジャックポット増加率が1になり、1枚射出するとジャックポットが1溜まるようになる。Lv17になると2になり、射出した量の倍溜まるようになる。
これは地味ながら非常に強力で、これを上げることで銭を大量に回収することができるようになる。最優先で回収すべきだろう。最大Lvで増加率は3.3になり、ジャックポット9,999枚も夢ではない。
このセットの中の城は転がりやすく、意識的に回収しないといつのまにか零れ落ちてしまっていることがある。
第二優先:浪セット 浪セットは俵を回収したときに獲得できる銭の枚数が増える。こちらも1Lvごとにたった1枚しか増えないが、最大Lvの30になると1個俵を回収しただけで銭が31枚も貰えるようになる。 インフレがひどい
俵1個につき10枚回収できるようになるだけでも非常に安定し、高Lvになるともう人魂になる恐怖から開放される。優先して獲得すべき。
中でも鳥居は縦横のサイズが大きいため、プッシャーに押し出されたらすぐに落ちやすい。発見したら注視しておくべき。
1Lvはほしい:戦セット・町セット 戦セットは1Lvにすることで鬼退治イベント、町セットは壺入れイベントを開放できる。Lvを上げることで戦セットは鬼退治の戦利品の価値が上がり、町セットは壺入れイベントの制限時間を伸ばすことができる。
役セットや浪セットよりは1Lvの価値が低いため、イベント開放のために1Lvは確保しておきたい。余裕があればLvも上げていくべき。
戦セットの兜はまるで卵のように転がり落ちていきやすい。ドロップした瞬間床に落ちた、なんてこともしばしば。
特に必要ない:忍セット 忍セットは1lvごとに、初期の銭の枚数を10増やすことができる。最序盤では有用かもしれないが、前述の浪セットを集めることで銭が尽きにくくなるため優先度は一番低い。
苦無は銭の山に埋まりやすく、視認性が悪い。そんなとこで忍要素出さなくていいから
全種類集めると 全ての景品を30セット揃えると、俵の出現確率が増加する。また、全種類集めると俵を回収したときに景品を出現させなくなり、小判出現かイベントしか起こらなくなる。 そこまで集めたときには相当の銭が集まっていると思うので、おまけ程度でしかない
弐:イベントに積極的に参加すべし マルチプレイ時、自分又は他者が俵を回収したときにイベントが発生することがある。内容は現在鬼退治、徳利倒し、壺入れとなっている。イベントを成功させると、非常に価値のある報酬を得られ、更に一番活躍したものには追加報酬(赤い宝石:銭100枚分)が貰える。
中でも1位獲得報酬の赤い宝石は序盤では大きな銭の回収になるため、狙える場合は狙いたい。ここでは各イベントで好成績を残すコツを伝授する。
協力して戦え:鬼退治 鬼退治では、台の中央に鈍鬼(どんき)又は廻鬼(かいき)が現れ、射出した銭を当てることでダメージを与えることができる。鬼を退治することで鬼の所有していた槌(銭 90~180 × 1)、ドクロ(銭 20~60 × 6)が残り、回収することで大量の銭を獲得できる。
鬼の体力は参加しているプレイヤーの人数によって変動し、多ければ多いほど体力が多くなる。
退治の成否に関わらず、鬼に対して一番銭を当てたものには1位獲得報酬(赤い宝石)が貰える。
鈍鬼(どんき)
大きな槌を持った鬼。台の中央で反時計回りに回転しながら、振りかぶって地面に槌を投げつけ周辺の物を打ち上げる攻撃を行う。槌を投げつけるところに箱を移動させていると打ち上がった物を直接回収できることがある。(狙っていたものを打ち上げられて零してしまうこともある)
回転はするものの台の中央から動かないため、鈍鬼を攻撃することは容易である。しかし、槌を投げつける攻撃で振動が発生して射出装置の狙いがずれてしまうので、逐次軌道の修正が必要。
鈍鬼は非常にタフであり、出現している間ずっと銭を当て続けるつもりで戦わないと退治は難しい。多人数のときでは一人での攻略はできず、協力は必至。
退治に成功すると、攻撃に使用していた槌をドロップし、回収することで大量の銭を得ることができる。
全員で協力しないと退治は難しいため、一人でも非協力的な庶民が居た場合は失敗することが多い。特に序盤は他の庶民の様子を見て被害を抑えることも視野にいれるべし。
序盤で射出間隔が未アップグレードの場合は、基本的に1位獲得報酬を狙うことはできない。鬼の仲間だと思われない程度に鬼を攻撃し、報酬をしっかり獲得すべし。
Ver1.0.10で鈍鬼の頭部分に弱点ができ、うまく当てることで3倍ほどのダメージを与えることができるようになった。これによって退治成功率も上がった。うまく当てて討伐に貢献すべし。
※頭へ攻撃する方法
鈍鬼がお主に対して右を向いているときは、槌を振りかぶる瞬間を狙うべし。
鈍鬼がお主に対して左を向いているときは、槌を投げた後を狙うべし。
廻鬼(かいき)
自分の周りに6つのドクロを回転させて身を守っている鬼。ランダムな対象に庶民の前に周辺の物を吸い寄せる弾を放つ。この弾で落ちる寸前の景品が吸われて戻されると廻鬼に殺意が湧くであろう。
鈍鬼のように中央固定ではなく、縦横に楕円を描くように動き続ける。初見では動きに翻弄されて銭を当てにくい。
廻鬼は鈍鬼よりも体力は少ないが、ドクロで身を守っているため簡単に攻撃することはできない。当て方がわからないと一発も攻撃できない可能性もある。
しかし、当て方さえわかれば大したことはなく、序盤の一人プレイでも退治しやすい。
退治に成功すると身にまとっていたドクロ6つをドロップし、回収することでそこそこの銭になる。結構散らばるので6つ全て回収することは難しい。
当て方さえ覚えれば、マルチプレイで射出間隔が未アップグレードでも1位を獲得できる可能性はある。練習してみるべし。
※廻鬼に攻撃を当てる方法
廻鬼は一定の周期で縦または横に楕円を描くように動く。まずはお主に対して縦方向、かつ手前側に動くときを待つべし。
手前側に動く気配を感じたら、廻鬼の移動する方向を予測して図の3つのポイントを狙い、そこに対して銭を射つべし。
銭を射つ角度は高すぎるとドクロに防がれることが多い。少し角度を最大から下げ、廻鬼の腰あたりを狙うと当てやすい。うまくいくと、マルチプレイ時に20回近く命中させることができる。うまく当てれると他の庶民の尊敬の眼差しを受けることができるだろう。
うまく当てて数を稼げ:徳利倒し 台の中央に徳利が8個出現し、それらに銭を当てることによって落とした数を競う。落とした徳利は銭20枚の価値がある。
徳利は床に堅く固定されており、3~4回程当てないと倒れない。銭を当てて固定が外れたとき、その者に1点が付与される。
イベント終了時、一番得点が高い者に1位獲得報酬(赤い宝石)が貰える。
簡単そうに見えるが、結構堅い。 また、徳利の下の部分に銭を当てても倒れない。 徳利を倒すには、上半分の注ぎ口周辺を狙って当てなければならない。
※簡単に徳利を狙う方法
銭の照準を左上に向け、注ぎ口付近に当たるように調整し、あとは自動射出をオンにして見守る。射出間隔が最低でも4~5個は落とせる。
徳利は8個しかないため、基本的に4つ倒すことができれば1位獲得報酬を得られる。 ※バグで点数付与判定が重複することがあるため100%ではない
入れれば入れるほど報酬が増える:壺入れ 台の中央に壺が現れ、楕円を描くような時計回りで動く。壺に銭を入れることで1点が付与される。
イベント終了後、壺に入った枚数分ジャックポット小判がドロップする。一気にジャックポットを得るチャンスである。
イベント終了後、一番壺に銭を入れた者が1位獲得報酬(赤い宝石)を貰える。
壺の当たり判定は厳しく、少し狙いが外れただけで穴に嫌われ弾かれる。直接壺の中に入れるつもりで狙ったほうが入りやすい。
マルチプレイ時では全員の入れた枚数が数えられるため、協力すると大量の小判がドロップする。一番の当たりイベント。
※簡単に壺に入れる方法
射出角度を低くし、射出方向をやや左に向け、低弾道で直接入れるイメージで調整し、自動射出をオンにして見守る。
この方法だと一度壺の前で弾かれても入る場合がある。
参:箱のアップグレードを行うべし 壱・弐をしっかり行っていくと、段々と銭が増えてくる。溜まった銭は、箱のアップグレードに利用することができる。
アップグレード種類は、「箱の移動速度」「箱の大きさ」「射出間隔短縮」の3つである。以下にアップグレードの内容について示す。
最優先:射出間隔短縮 これをアップグレードすると、銭の射出間隔が手動・自動どちらとも短くなる。最大Lvまでアップグレードすると、射出間隔が約2分の1になり、連射することができる。
鈍鬼退治のイベントで1位獲得報酬を獲得するには、このアップグレードがほぼ必須。また、他のイベントでも1位になれる確率が上がるため、最優先で取得すべき。
箱の大きさ これをアップグレードすると、その名の通り銭や景品の回収に用いる箱が大きくなる。1Lvごとに、「一回り」程大きくなる。
回収範囲が広くなるのは勿論のこと、マルチプレイ時に箱同士の干渉で俵や景品が引っかかって取りそこねることを防ぐことにもつながる。
箱の移動速度とどっちを取得するかは好みで良い。
箱の移動速度 これをアップグレードすると、デフォルトでA or Dキーで箱を移動させるときの速度が上がる。1Lvでも効果を実感できるほど改善され、最大Lvでは高速で銭や俵を回収する箱が出来上がる。
「落ちそうな景品を取りに行ったら移動速度が遅くて目の前で取りこぼしてしまう」という悲しい事象を防ぐことができる。
箱の大きさとどっちを取得するかは好みで良い
アップグレード順おすすめ 射出間隔をLvMaxまで上げる
箱の大きさと箱の移動速度を交互に上げる
肆:他の庶民と協力すべし ここまでで書いてきたことの繰り返しにはなるが、マルチプレイ時にはできるだけ他の庶民と協力して銭稼ぎすべし。
イベントに参加することでイベント報酬はもちろん、1位獲得報酬も得るチャンスがある。
近くの庶民と一緒に銭を射出して、効率的に景品を落とすことを狙うこともできる。マルチプレイには有利な要素が沢山ある。
スタンプを有効活用してクイックマッチで参加した場合は挨拶を行うこと。イベントを成功させた場合は互いに喜び合うこと。
コミュニケーションは人同士がマッチするゲームではやって損はない。そもそも損得の概念なしに挨拶はすべき。
イベントに非協力的では、お主のみならず他の庶民の銭稼ぎにも影響する。 乞食プレイはやめるべし。 乞食死すべし慈悲はない
おわりに
以上で、本書の基本指南を終了とする。今は貧乏人かもしれぬが、諦めずに商家への成り上がりを目指してほしい。
また、本書を参考にしてくれた庶民の皆は、よければ高評価をしてほしい。
フレンド申請もしてほしい。「古銭プッシャーフレンズのガイドから」とか言えばすぐ承認する。フレンドマッチやりたい。
だってこのゲームは、古銭プッシャー フレンズ なのだから…
Source: https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2625656856